大野由加
ピアニスト・音楽プロデューサー・音楽指導者
金沢市出身。洗足学園魚津短期大学音楽科ピアノ専攻を首席で卒業。同短大研究生修了。在学中にハリーナ・チェルニー=ステファンスカ女史の公開レッスンを受け高い評価を受ける。
'86PTNAピアノコンペティション特級の部に於いて地区予選では審査委員長の下村和子氏(京都市立芸術大学教授・当時)、地区本選に於いて審査委員長の石井歓氏、海外招聘審査員カレン・ハチャトゥリアン氏(モスクワ音楽院教授の特別推薦を受け全国大会に出場し入賞、副賞として洗足学園前田奨励賞受賞。
以後、金沢でのソロリサイタルや金沢史跡コンサートへの出演、オーケストラ・アンサンブル金沢との協奏曲共演(スタニスラフ・マツラ指揮・ベートーヴェン/第5番「皇帝」、増井信貴指揮・シューマン/イ短調、岩城宏之指揮・ショパン/第1番)、N響コンサートマスター篠崎史紀氏・小野富士氏(ヴィオラ)・桑田歩氏(チェロ)らとの多数の室内楽共演をはじめ、フルートの故・ウィリアム・ベネット氏との金沢でのコンサート、クラリネットのヴェンツェル・フックス氏クラリネットマスタークラスの伴奏など、室内楽や声楽、合唱などのアンサンブルの分野でも多くのコンサートに出演。
またピアノ音楽をソロ、アンサンブルを交えた独自の演奏会スタイルでプロデュースする演奏会スタイル「ピアノプラス」をシリーズで展開し、音楽を通じて広がる調和の世界を追及すると共にチャリティーコンサートとして収益を“難病の子供の夢をかなえる”ボランティア団体<メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン>に寄付するなど、音楽と社会活動との融合も積極的に図り、その功績により'03年日本青年会議所が主催する石川TOYP大賞を受賞。
'02年洗足学園魚津短期大学同窓会有志により【おんがく広場@Senzokuうおづ】を結成し、『音楽を愛するまちづくり』プロジェクトに参画。同年より魚津市音楽コーディネーターとして、国内外の著名な音楽家等とのパイプを活用し、幼児のためのコンサート、小中学生のための音楽指導やコンサート、市民のためのクラシック講座など様々な音楽企画を手がけ、同年に閉学となった同短大後の施設『新川学びの森天神山交流館』の利活用促進と同市の幅広い層への音楽文化の普及に努める。
'07より「学びの森音楽祭」(2002年スタート)を総プロデュース。サマーセミナーやピアノフェスティバル、日本を代表する作曲家・池辺晋一郎氏を招いてのクラシック講座『学びの森からの早春音楽だより』などの企画を手掛ける。
この他、森のゆめ市民大学《未来塾》('05年~'09年)において唱歌を歌うこと歌詞の朗読などをボイストレーニングと共に親しむ「音を楽しむ講座」講師もつとめるほか、新川青年会議所、富山県保育士研修会、富山県生涯学習講座、その他多数の生涯学習教室などにおいて、音楽と生活や教育との関わりなどを題材に多数の講演を行うなど、活動は多岐にわたる。
石川県立音楽堂での'05「ショパン~心の旅~」(6回シリーズ)、'06「Romantic~ピアノの翼コンサート」(6回シリーズ)では企画・構成・ピアノ演奏と共に案内役も務め、落ち着いた語りと充実した内容構成は好評を博した。最近ではいしかわ・金沢・風と緑の楽都音楽祭はじめコンサートの司会やプレトークをつとめる機会も多い。
ピアノ指導者としても、音大受験進学指導、北陸新人登竜門コンサートオーディション合格、日本バッハコンクール全国大会金賞、ブルグミュラーコンクール金賞はじめ入賞者を多数輩出。河合楽器金沢店の特別レッスン講師や、日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール、白山市ピアノコンクールなどのコンクール審査員も務める。またピアノに限らず、ジュニアから大人までの合唱指導や、小中学校の音楽指導で特別講師も務め、特に子供たちの合唱や合奏の演奏が短時間で生き生きと表情豊かに変化することから多くの学校現場の教員からの信頼も厚い。
指導のモットーは『心を健やかに保ち、想像力と表情豊かに音を紡ぐ歓びを感じるレッスン。楽しく、時には共に悩み、一生音楽を心の友とできるようなレッスン』を心がけています。
洗足学園音楽大学(川崎市)講師。
富山県魚津市音楽コーディネーター
【おんがく広場@Senzokuうおづ】代表
一般社団法人にいかわ学びの森みらい会議業務執行理事
総合音楽企画「アトリエ・みゅーず」主宰
金沢市在住
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